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ホームオフィスや書斎のためのアコースティック・パネル
2026年8月7日

レコーディングスタジオのような見た目にならずに、部屋の反響を抑える方法。
英国や香港の住宅におけるホームオフィスや書斎は、多くの場合、予備の寝室やオープンタイプのリビングの一角に設けられています。ここで問題となるのは、大きな騒音そのものではなく、ビデオ会議の疲れを誘い、集中力を削ぐ「音のフラッター(多重反射)」や「エコー」です。
まずは面積の広い平滑な面を対策する
音は平らな漆喰の壁、ガラス、木製の床で跳ね返ります。なかでもデスク背後の壁と、その真上の天井の2面が最も重要です。狭い部屋であれば、この2箇所に対策を施すだけで、残響時間を半分程度まで抑えられることがよくあります。
家具の一部に見える吸音材を選ぶ
背面にアコースティック・フェルトを貼ったパンチング・ウッドパネルは、スタジオ用の吸音フォームではなく、洗練された壁面装飾(パネリング)として機能します。例えば、ブラックの吸音ファブリックを背面に配したアメリカン・ブラックウォールナットのルーバーパネルは、室内に温かみを与えながら、中高音域の音を効果的に吸収します。
家具と一体化させる
吸音背板を備えた天井までの高さがある本棚、フェルト張りの幕板が付いたデスク、あるいは吸音材を組み込んだヘッドボード。これらは壁のスペースを余分に占有することなく、エコーを低減します。家具に二つの役割を持たせるのです。
すべての面を覆わない
完全に音を殺してしまうと、かえって不自然に感じられます。私たちは、主要な反射面の約25〜30%をカバーすることを目指します。スピーカーとマイクが位置する場所を中心に配置することで、会話に適した適度なライブ感を残します。
納期について
アコースティック家具の設計・製作・設置は、他の造作家具と同様に10〜14週間のスケジュールで承ります。お部屋の写真をお送りいただければ、最適な配置をご提案いたします。
