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香港のオープンキッチンに「本物の」ダイニングテーブルを設ける工夫
2026年7月30日

デベロッパー備え付けのアイランドは、高さ・奥行き・形状が最適であることは稀です。オーダーメイドの延長テーブルが、これら3つの課題を一挙に解決します。
香港の築浅マンションの多くは、短いカウンターがあるだけのオープンキッチンで、ダイニングスペースが確保されていません。そのため、多くのご家庭ではテーブルを置くことでバルコニーへの唯一の動線を塞いでしまっています。しかし、より優れた配置計画が可能です。
カウンターをペニンシュラ型に拡張する
既存のカウンターから、一般的なカウンター高(900mm)ではなく、ダイニングに最適な750mmの高さでウォールナットの天板を張り出させます。これにより、膝を入れるスペースを確保した本格的なテーブルが生まれます。カウンターを支柱の一部として利用するため、床面積をほとんど占有しません。
動線側の角に丸みを持たせる
人が通る側の角を曲線(アール)に仕上げるだけで、狭いキッチン特有の「腰の高さで角にぶつかる」ストレスが解消されます。これは設計段階の工夫ひとつで実現できることです。
週末用のバタフライ天板
端に400mmの折りたたみ式天板(ドロップリーフ)を追加すれば、平日は2人掛け、週末は4人掛けのテーブルへと早変わりします。使わない時は天板に沿ってフラットに畳んでおけます。
香港の湿度に適した木材選定
香港の湿度は60%から90%以上にまで変動します。季節による伸縮で接合部が割れないよう、エンジニアードコア(合板芯材)を用いた無垢仕上げや、フローティングパネル構造を採用しています。さらに、裏面を含む6面すべてに塗装を施すことで、水分の吸収を均一に保ちます。
収納できる椅子を選ぶ
天板の下にすっぽりと収まるスタッキングチェアやネストスツールを選ぶことが、限られた床面積を広く保つための鍵となります。
