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村屋の階段活用術:3フロアに眠る未開発の収納スペース
2026年8月1日

香港・新界(ニューテリトリー)の村屋は各階に階段がありますが、その下には一部屋分にも相当する未活用の空間が隠れています。
新界の村屋(ヴィレッジハウス)は各階約65平米(700 sq ft)と、香港の基準では広々としていますが、階段が各フロアの面積を一定数占領してしまいます。しかし、適切に造作家具を組み込めば、その失われた面積の大部分を有効な空間として取り戻すことが可能です。
踏み板の一段一段を引き出しに
階段の最下部にある最初の4〜5段は、フルエクステンション仕様のレールを備えた奥行きのある引き出しにするのが最適です。玄関を入ってすぐの場所に、家の中で最も出し入れしやすい収納が生まれます。
高さを活かしたフルハイト・クローゼット
階段下の最も高さがある部分には、通気性の良いフルハイトの収納庫を設けます。掃除機やアイロン台、あるいは普段寝室を圧迫している生活用品を収めるのに理想的なスペースです。
踊り場をワークスペースに
村屋の踊り場は、手すり沿いに幅1100mm程度のデスクを置くのに十分な広さがあることが一般的です。階段の窓から差し込む光を活かせば、家の中で最も静かで集中できるワークスペースになります。
手すりと建築基準の遵守
階段への造作には、規定の踏幅、天井高、そして手すりの連続性の維持が不可欠です。弊社ではこれらの寸法を厳密に踏まえた設計図を作成し、製作前に安全性に影響する箇所がないか徹底して確認します。
屋上へのアプローチ
村屋の最上階は通常、屋上へと繋がっています。最上階の踊り場に通気性の良いキャビネットを設置すれば、アウトドア用のクッションや家具を一年中外に放置することなく、スマートに収納できます。
