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ロンドンの狭小ダイニングで8人掛けを実現する方法
2026年7月20日

幅わずか2.4mの奥まった部屋でも、テーブル、ベンチ、そしてドアの可動域を一体として設計すれば、本格的なディナーパーティを楽しむことができます。
通常、椅子の背後には900mmのスペースが必要だと言われます。しかし、ロンドンのテラスハウスの奥にあるレセプションルームでは、そのアドバイス通りにすると何も置けなくなってしまいます。特注家具によるデザインは、部屋とテーブルを一つの図面として捉えることで、この問題を解決します。
「長く、細く」が鉄則
2200 x 850mmのテーブルなら、両サイドに3人ずつ、両端に1人ずつの計8人が座れます。天板の幅を一般的な950mmから850mmへ狭めることで、両側の通路に100mmずつの余裕が生まれます。これだけで、座っているゲストの後ろをカニ歩きせずスムーズに通り抜けることができるようになります。
壁面にはベンチを配置
壁沿いに固定ベンチを設置すれば、片側の「椅子を引くスペース」が完全に不要になります。座面を跳ね上げ式に設計することで、内部の空きスペースをテーブルリネンや拡張用の天板の収納場所として活用できます。
脚は内側へ寄せる
人が実際にぶつかるのは、四隅にある脚です。脚を一本柱(ペデスタル)にするか、両端から300mm内側に寄せたトレッスル脚にすることで、椅子を深く収納できるようになり、必要に応じて両端にもう一人ずつ座る余裕が生まれます。
拡張天板は「内蔵型」を選ぶ
天板内部に400mmのバタフライ天板を2枚収納しておけば、わずか15秒で6人掛けから8人掛けへと拡張できます。重い天板をわざわざ地下室から運んでくる必要はありません。
本格的な食事に耐えうる仕上げ
ウォルナット無垢材にハードワックスオイルで仕上げれば、その場で修復が可能です。ワインの輪染みができても、その部分だけをサンディングしてオイルを塗り直せば元通りになります。これはラッカー塗装の天板では不可能なメリットです。
